いざというときに覚えていたほうが良い資金繰りの知識
いざというときに覚えていたほうが良い資金繰りの知識

お金が足りない時に~知っていて損はない融資の基礎知識~

個人事業主の為の2大融資方法~借りる準備を始める~

ここでは、個人で会社運営を行なっている個人事業主の人のために、もう少し融資について深く掘り下げて説明をしていきます。個人事業は企業に比べて柔軟な動きを取りやすいですが、資金繰りに関しては安定しにくいというリスクがあるため、融資についての知識を十分に把握しておきましょう。

個人事業主に選ばれる融資方法

ここでは、冒頭でも軽く説明したように、ビジネスローン及び不動産担保ローンについてもう少し詳しく紹介します。

ビジネスローンと不動産担保ローンのメリットを教えて下さい。
ビジネスローンのメリットは、場合によっては即日融資を受けることができるという点が挙げられます。従来融資を受ける場合は審査があり、必然的に時間がかかるものです。しかし、こちらはそういった審査が簡略化されているので、すぐにお金が必要な場合に利用できます。不動産担保ローンは融資を受けるのに少し時間がかかりますが、借りることのできる金額が非常に高いという点と、金利が低いという点がメリットです。特に前者は場合によって、ビジネスローンの上限の10倍以上の融資を受けることもできます。
デメリットはありますか?
あります。ビジネスローンの場合、無担保なので金利が高めに設定されている他、融資金額も若干低いです。加えて、銀行系のビジネスローンは審査が厳し目のため、ノンバンク系のビジネスローンに頼ることが多いです。不動産担保ローンは不動産審査があるので若干審査に時間がかかる上に、審査結果によっては融資を拒否される可能性があります。また、不動産を担保に入れているので、返済できない場合は土地を失うことになります。

状況に合わせて選ぶことが大切

タブレット

不動産担保ローンとビジネスローンは、上手く使い分けることが重要です。たとえば卸売業をしている場合、収入を得る前に品物を仕入れたいけど資金がないときは、お金が急に必要になります。そこまで大金が必要じゃないならビジネスローンのほうがメリットはありますし、長期に渡って資金繰りが必要な場合は金利の低い不動産担保ローンのほうが結果的に返済額が少ないケースがあります。このように、どちらも特徴が異なるので、まずは現状の把握を行なってから融資を受けましょう。

運転資金調達時のポイント

ここでは、個人事業主が上手く運転資金を調達するためのポイントについて簡単に紹介していきます。

借入理由を明確にする
まず初めに、なぜ借り入れが必要になったのかを明確にしましょう。個人事業主の場合でよく発生する理由には、売掛金と支払代金の入金にズレが生じてしまったからというものが多く当てはまります。この時、資金に余裕があれば乗り切ることはできますが、常にカツカツの場合は融資を受けなければならない事態に発展します。
借入額を計算する
融資を受ける際に、どれくらい必要かを調べておかないと必要以上に融資を受けて金利が高くつき、返済が滞る可能性もあります。よって、必要額のみ借りられるように有高方式(ありだかほうしき)という計算方法で必要な運転資金を算出しましょう。なお、求め方は現金預金以外のお金に換えられるものから支払わなくてはならないものを差し引くことで算出できます。
返済計画を立てる
意外と多いのが、返済計画を立てない人です。実は計画的に返したほうが負担は少なく、効率的に返済できるのです。そのためには、返済期間の設定をきちんと考えましょう。そして、融資を受けるのが今回限りではない場合は、次回以降の借り入れの可能性も考えることが重要です。このように先のことを常に考えることで、無理のない返済プランを立てることができるのです。

下準備も万全にしよう

ビジネスローンではすぐに融資を受けられるからと言って、書類が必要ないというわけではありません。融資を受けるためにはきちんとした下準備も大切であり、予め用意して置かなければならないものが多いです。例えば、ビジネスローンと不動産担保ローンに共通して必要なのは本人確認書類や収入証明書類、事業関連書類や法人確認書類です。これに加えて不動産担保ローンには不動産担保の関連書類が必要になります。これらはインターネットでも調べられるので、事前に準備しておけばスムーズに話が進みやすくなります。

同じ個人事業主の話を聞く~運転資金調達を成功させるコツ~

運転資金調達の問題をクリアしたあとは、再びこのような事態にならないための対策を考える必要があります。といっても、個人で考えられることには限度があるので、様々な人の成功談を参考にしてリスクを減らすための方法を考えていきましょう。

成功者に学ぶ運転資金調達

ここでは実際に不動産担保ローンやビジネスローンを使用して危機を乗り切った個人事業主の体験談を紹介していきます。

お得意先からの入金のタイミングがずれ、急いでビジネスローンで融資を受けました。(30代/卸売り業)

いろいろな事情があってお得意先の入金タイミングがズレてしまい、仕入れるためのお金が無いという状態になった時は喉がガラガラに乾きました。銀行からの融資も間に合いそうになかったので、目の前が真っ暗になりました。とにかく手を尽くして金策を考えているとノンバンク系のビジネスローンなら、即日融資が可能ということで信頼できそうなところを探して融資を受けました。事前に書類を準備していたため、スピーディーに借りられて本当に助かりました。

請負工事の運転資金として不動産担保ローンを利用しました。(40代/建築業)

設備の資金と請負工事を回す資金を得るため融資を受けました。当初はよくわかっていなかったのですが、調べれば不動産担保によって低金利で借りられると知り、土地を担保物件にしてお金を借り、仕事の苦境を乗り切りました。期限一括返済方式という、期限が来たら一括にして返す方法を選びましたが、余裕があったのでトラブル無く解決できました。

資金調達で個人事業主がやるべき事

資金調達の審査の際に準備しておくと審査が通りやすい方法として、書類作成があります。資金繰り表や売上推移表といった書類を作成し、融資希望金額がなぜ必要なのか、きちんと説明すれば融資を受けやすくなります。

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